【結論】その他の質問(性格分析)の対処法!
性格分析の質問例一覧
34.親・友人など周囲の人々は、あなたのことをどのような人物(客我)だと言ってますか。
また、あなたは自分がそのような人物だと感じますか(自我)。
35.(34でギャップがある場合)なぜこのギャップが生じているのでしょうか。
36.家の仕事は手伝いますか。家で挨拶をしますか。家族でどんな話をしますか。
37.医師になることについて周囲はどう思っていますか。
38.友人は何人いますか。どんな友人ですか。友人とどんなことを話していますか。
39.友人関係で留意していることはありますか。また、友人と対立したときどうしていますか。
40.友人が悩み事を抱えて相談に来たときどうしますか。
41.子どもやお年寄りと上手に接することができますか。
42.健康ですか、健康椎持のためにどんなことをしていますか(体力には自信あるか)。
43.欠席日数とその理由は何ですか。
44.特技を教えてください。
45.得意な科目・不得意な科目は何ですか。その理由も教えてください。【二項対立】
46.あなたの学校の特色・校風は何ですか。
47.最近の高校生について、良いところと、改善した方がよいところを言ってください。
48.最近感動したことは何ですか。
49.最近読んだ本で印象に残ったものはありますか。その内容を言ってください。
50.好きな言葉は何ですか。座右の銘はありますか。
51.なぜこのような試験があると思いますか。(各教科、面接、小論文など)
52. なぜ、浪人をしてしまったと思いますか。また、大学の勉強は大丈夫ですか
性格分析の回答例:おかまるの場合
親・友人など周囲の人々は、あなたのことをどのような人物(客我)だと言ってますか。
また、あなたは自分がそのような人物だと感じますか(自我)。
周囲の人々は「いつも笑顔で明るいね!」とか「まじめで何事も全力で取り組むね!」と言ってくれます。
また、自身もPRポイントが「忍耐力」「向上心」があるところだと自負していますので、概ね周囲の意見と合致すると感じています。
性格分析系の質問=その他すべて
性格分析系の質問とは?
「おかまるブログ」では、無限に存在する面接の質問を6つのグループに分け整理してきました。
本記事で説明していく性格分析とは、他グループに属しない「他愛もない質問」のことを指します。合否に著しい影響を与えるわけではありませんが、「本は読む?」「親とは仲いい?」といった一般的な質問を投げかけられるため、受験生の社交性が丸わかりになります。
性格分析の質問例一覧
では、具体的にどういった質問がなされるのでしょうか。「性格分析」に属する質問例を一覧で見てみましょう。
34.親・友人など周囲の人々は、あなたのことをどのような人物(客我)だと言ってますか。
また、あなたは自分がそのような人物だと感じますか(自我)。
35.(34でギャップがある場合)なぜこのギャップが生じているのでしょうか。
36.家の仕事は手伝いますか。家で挨拶をしますか。家族でどんな話をしますか。
37.医師になることについて周囲はどう思っていますか。
38.友人は何人いますか。どんな友人ですか。友人とどんなことを話していますか。
39.友人関係で留意していることはありますか。また、友人と対立したときどうしていますか。
40.友人が悩み事を抱えて相談に来たときどうしますか。
41.子どもやお年寄りと上手に接することができますか。
42.健康ですか、健康椎持のためにどんなことをしていますか(体力には自信あるか)。
43.欠席日数とその理由は何ですか。
44.特技を教えてください。
45.得意な科目・不得意な科目は何ですか。その理由も教えてください。【二項対立】
46.あなたの学校の特色・校風は何ですか。
47.最近の高校生について、良いところと、改善した方がよいところを言ってください。
48.最近感動したことは何ですか。
49.最近読んだ本で印象に残ったものはありますか。その内容を言ってください。
50.好きな言葉は何ですか。座右の銘はありますか。
51.なぜこのような試験があると思いますか。(各教科、面接、小論文など)
52. なぜ、浪人をしてしまったと思いますか。また、大学の勉強は大丈夫ですか
性格分析の回答方針
質問例はご覧いただけましたか? 「他愛もない質問」であるだけに、統一された回答方針をつくることはなかなか難しいと思います。強いていえば、「個性豊かな回答」ではなく、「社交的なおりこうさん」であればどのように回答するかを考えることです。
例えば…ですけど…
ご年配の方と上手く付き合えるかな?
私たち人間、「人」という点では誰もが同じ存在と言えます。そこに年齢の違いはあるかもしれませんが、本質的な違いはありません。私は全人類に違いがないものと捉えているため、世間一般で「ご年配」と考えられている人々とも、他年代の人々となんらかかわりなく接することができます。
(なんか変わった子だな…)
はい、わかりました。では、次の質問です。
好きな言葉、座右の銘などはありますか?
皆さんの発する言葉、そのすべてが私の座右の銘となっています。幼い頃から全人類の発する言葉を受けとめてきたからこそ、いまの私が形成されています。
なーんて! 個性的な回答がいちいち返ってきては、面接官も疲れてしまいますよね!
そう、「他愛もない質問」であるからこそ、社交的でおりこうさんな回答をしないと ”変人” とのレッテルを貼られてしまうものです。患者さんと接していく医師にとって、それは困りますよね。
ということで…
ご年配の方と上手く付き合えるかな?
はい、ご年配の方と接するのは得意です。祖父や祖母の家に遊びに行くのはもちろん、休日には老若男女問わず集まる合唱サークルに参加していまして、多くのご年配の方とも日頃から触れる機会が多いと感じています。
(ふむふむ、なるほど…)
はい、わかりました。では、次の質問です。
好きな言葉、座右の銘などはありますか?
はい、好きな言葉は「一意専心」です。これは、自身の想いを1つのことに集中させる大切さを説いた言葉ですが、いま目の前にあることを全力で取り組むことで、人間的に大きく成長できると感じています。医学部に入ったあとも、勉強・レジャー・部活・診察・手術など…いま目の前にあることに全力投球したいと思います。
といった具合に、波風立たない「おりこうさん回答」を目指していきましょう。
性格分析の回答例
以下、性格分析で問われる質問例(一部)と、その回答例を一例として示しておきます。
医学部受験について周囲はどう思っていますか。
この質問に対して、やってはいけないのが「周囲は『向いてない』と言ってきたり、反対したりしています。」との回答ですよね。
逆に、周囲のお墨付きがあったり、周囲のサポートがあったりすると、面接官としても安心します。
【回答例】おかまるの場合
両親・家族は、私が医師になることについて強く応援してくれています。私が幼い頃から医師を目指しているのを見て、講演や科学博物館に連れて行ってくれたり、人体に関する本などを買い与えたりしてくれましたし、いまも医学部受験について分からないことを一緒になって考えてくれています。
また、友人たちも「目標に向かって努力しているから、医師に向いているよ」と言ってくれ、応援してくれています。
友人と対立したときはどうしますか。
この質問に対してやってはいけないのが、「とことんぶつかり合います」とか「関係を切ります」といった、波風の立つ回答ですよね。とはいえ、「友人の言われるがまま従っています…」と答えるのも、人間としてバランス感がないですよね。
そのため、相手と話し合って解決に向けて行動できる人間像が好ましいでしょう。傾聴・譲歩(すり合わせ)がキーワードかと思われます。
【回答例】おかまるの場合
友人と対立してしまったときは、まず相手の話を傾聴し、考えを受け止めるように心がけています。その上で、自身の考えもきちんと説明し、お互いに譲歩・すり合わせができるよう努めています。
体力には自信ありますか。
医師は夜勤や残業等、ヒジョーに体力を要する職業であると捉えています。そのため、「体力はありません!以上です!」といった回答が好ましくないのは明らかです。
えぇ…でも私、運動神経悪いんですけど…
とお考えの受験生も多いかと思われますが、運動神経だけが ”体力” ではありません。欠席や遅刻がなく皆勤賞であることも ”体力” があることの証明になりますし、日ごろから体調管理・トレーニングをしているだけでも ”体力” のアピールにはなりますよね。
これらを踏まえた上で、回答を考えてみましょう。
【回答例】おかまるの場合
体力には自信があります。
学生時代は野球部・陸上部に所属したり、軽音楽サークルでドラムを担当したりと、身体を動かす機会が多かったです。
また、休日にランニングをする習慣もありますし、睡眠・食べものには気をつかっているため、健康体であると自負しています。高校時代は皆勤賞でした。
好きな言葉は何ですか。座右の銘はありますか。
好きな言葉・座右の銘を考えたことない受験生は結構多いかと思われます。「座右の銘」とは生きる上での指針となる言葉をさすため、「好きな言葉」とほぼ同義と考えて良いでしょう。
好きな言葉があればそれで良いのですが、「考えたことないよ~」という受験生向けにアドバイスもしておきましょう。好きな言葉・座右の銘はコンピテンシ-と一貫させるのが良いですよ、コンピテンシー(PRポイント)と。
面接は15分間程度しか時間がないため、自身のことで伝えられることはヒジョーに少なく、キャラ付けとしても1つしか伝えることはできません。それこそ、例えば、「努力家だなぁ…」とか「リーダーシップあるなぁ…」といった具合ですね。好きな言葉≒座右の銘≒生きる指針(キャラ)と考えれば、自身のキャラ付けと好きな言葉を一貫させてしまっても良いのではないでしょうか。
【回答例】おかまるの場合
(おかまる は「忍耐力」「向上心」が強み)
私の座右の銘は「努力は正当な評価を要求する」「意志あるところに道は通ず」といった言葉です。他にも、ベートーヴェンが弟子に言った「神に頼るとは何事か。自らの手で切り開け」との言葉も大好きで、困難にあたるたび思いかえすようにしています。
性格分析は、ヒジョーに多岐にわたる質問が存在します。「おかまるブログ」でも、随時、各質問の回答例をアップしていきますので、今後もチェックをお願いします!
では、今日はここまで! お疲れさまでした!