コーピング対策!「ストレス解消法」の答え方!【合格者の例文付き】

コーピング

【結論】コーピング:ストレス解消法の答え方!

趣味,休日,ストレス解消法の例文:合格者の場合

 休日は家族と一緒にテニスをしたり、ご飯を食べに行ったりしています。1人で美術館へ行くのも趣味ですし、ほかにも、友人と集まってショッピングへ行くなどして、日ごろのストレスを発散しています。

 

コーピング面接について

コーピングとは?

 英熟語で、deal with~, cope with~ って登場してきませんでしたか? deal with~, cope with~ の意味ってなんでしたっけ? …そう、「取り扱う」「対処する」でしたよね。この cope が動名詞化したもの、coping …それが、対処すること… つまりストレス対処法なんです。

 コーピングでは、ストレスに直面したときの対処法をみて、受験生に ”ストレス耐性があるか” を点検しているのです。そのために面接官は色々な質問を投げかけてきます。

 

ストレス耐性はなぜ必要?

 そもそも、なぜ医学部受験生にストレス対処力が求められるのでしょうか。

 医師はストレスフルな職業です。患者の命を預かっているわけで、上司からの叱責は日常茶飯事ですし、オーバーワークなんて通常業務なわけです。また、「全力を尽くしたのに救命できない」という患者の理不尽な死に直面することだって多いですし、苦手な上司とも付き合わなければなりません。

 そうなると、ストレスとは上手く付き合っていかなければならず、このコーピング系の質問は…

面接官
面接官

(この子はストレスと上手く付き合えるかな… ストレスを抱え込んで倒れると困るんだよな…)

 といった思考からチェックされているのです。

おかまる
おかまる

3大心理学者アドラーによれば、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とまで言っています。社会に出ると、人とかかわらずして暮らしていくことはできません。面接対策に限らず、うま~くストレスと付き合っていく方法は考えておくのが良いですよ!

 

コーピング系の質問には何がある?

 コーピング系の質問は、大きく3つ挙げられます。

A.趣味・休日の過ごし方・ストレス解消法はなんですか?

 これはコーピングチェックとして最も用いられる手法(質問)です。「趣味はなんですか?」「休日の過ごし方を教えてください。」「ストレスを感じたことはありますか?また、その解消方法は?」←これらの質問を投げかけるだけで、その人のストレス耐性が図れる側面があります。

 なぜなら、ストレスを発散できるのは余暇であるわけで、受験生の余暇の様子を聴けば、ストレスと上手く付き合えているか(発散できているか)どうかが判断できるのです。

 本記事では、コチラの質問への回答法をメインに記していきます。

B.寮生活は平気ですか?

 これは寮生活のある医学部に限定された質問です。中には、寮生活に嫌気がさす(ストレスを強く感じる)受験生もいるわけで、四六時中、ほかの仲間と寝食を共にする環境に適応できるかどうかを点検しています。

 この質問に対しては、「もちろん、問題ありません! むしろ友人と一緒にいられるのが楽しみです!」くらいの回答が好ましいわけですが、自身の6年間を見据え、そういった環境に問題を感じないかキチンと考えておきましょう。

C.圧迫面接の実施

 皆さんが「ストレス耐性」という言葉を聞いて、真っ先に想像する面接手法はコチラではないでしょうか。面接官が机を叩きつつ、「君、全然っ使えないね!! はぁー! もうだめだなぁ!(怒」みたいな露骨な態度を見せてくる…みたいな感じですかね?

 でも、ご安心ください。そのような面接はめったにないですし、対処法もちゃぁんとあるわけです。詳しくは以下の記事に譲りますので、興味のある方はそちらもご覧くださいね。

 

趣味・休日の過ごし方・ストレス解消法

どのように回答すれば良いか?

 まず伝えたいことは、趣味休日の過ごし方ストレス解消法これらの質問の回答は同じになる、ということです。「休日に趣味を過ごして、ストレス発散している…」とまとめれば、どれも同じような質問ですもんね。

 では、どんな回答でも良いのでしょうか?例えば…

受験生
受験生

はい、休日は暗くジメジメした部屋の隅っこで、シメジを眺めて一日を過ごしています!

 なーんて答えていては、「この子、ストレスと上手くつきあっているなぁ…!」との印象を与えることなんてできませんよね!(個人的には深堀りして聞いてみたいですが)

 つまり、趣味・休日の過ごし方・ストレス解消法にも、一定の回答方針があるわけなんですね。これらの回答をする上で、気にかけるべきは3点です。

①人とかかわっていること

 1つ目は、人とかかわっていることです。愚痴や悩み事、わからないことがあったとき、基本的に1人で解決するタイプはNGです。抱え込んだり、自己流で解決するのではなく、休日には多くの人とかかわって話ができる環境にあることが望ましいでしょう。

 このとき、いろいろな人と交流があることをアピールするためにも、家族に限らず友人や地域の人との交流があるのが望ましいです。家族としか交流がないと、「あぁ、この子友達いないのかな…」なーんて、邪推されてしまいますからね。

②積極的であること

 2つ目は、積極的であることです。音楽を ”聴く” より ”演奏する” 方が、よりストレスを解消しているイメージありません? また、スポーツを ”観る” より ”プレイする” 方が、よりストレスを解消しているイメージありません?

 人は、消極的な趣味よりも、積極的な趣味の方がストレスを解消しやすいと言われていますし、一般的に、積極的な趣味の方が心象は良いものです。

おかまる
おかまる

とはいえ、「美術館へ行き絵画を見ること」「なにも考えず読書に勤しむ」「自然環境に囲まれながら、ひとりで日頃の考えを整理する」など、心象の良い消極的趣味もあります。一概に積極的な趣味が良いと断定はしませんが、迷ったときには積極的な趣味をもってくると良いでしょう。

③社交的なものであること

 3つ目は、社交的なものであることです。いくら人とかかわっていて、積極的な趣味であっても…

受験生
受験生

はい!休日は1000人ものメンバーが集まる「全国シメジ愛好会」の会長として活動しており、北は北海道、南は沖縄まで全国を行脚し、多くの仲間と一緒に、暗くジメジメした部屋の隅っこでシメジを眺める活動をしています!

 なーんて! 言われてしまっては、「なんだこの子… ちょっとヤバい空気あるな…」との心象を与えかねません(個人的にはめちゃめちゃ話を聴いてみたいですが)。

 面接は社交性をアピールする場なので、奇抜すぎる回答はNGです。個性的な回答は不要なので、一般受けしやすい回答をし、無難に乗り切ってくださいね。

 以上を考慮し、おかまる的に考えてみた趣味・休日の過ごし方・ストレス解消法は以下の通りです。

趣味,休日,ストレス解消法の例文:おかまるの場合

 休日はバンド仲間と一緒にセッションをしたり、ほかの友人と飲みに行ったりして、日ごろの愚痴を言いあったり、悩み事を相談したりして過ごしています。(≒趣味

 

ストレスと上手く付き合えない人はどうなる?

 余談ですが、最後に「ストレスと上手く付き合えない人はどうなるか」について記しておきたいと思います。

 人は欲求不満(≒ストレス)を感じ続け、上手く対処できないでいると、ノイローゼになってしまいます。不安障害やパニック障害をはじめとする精神疾患となり、心身および社会的な悪影響を及ぼしてしまいます。そこで、人間はストレスを発散できるような手立てを自然と考えているわけです。

●近道反応

 近道反応は、短絡的で犯罪にもつながりかねないストレス対処法です。

 「あぁ、あの人彼女いるんだ… じゃぁ、顔に傷つけてやろう!」とか、「大学受からないな… そうか、爆破すればいいんだ…!」みたいなやつですね。これはもちろんNGなストレス対処法です。

●防衛機制

 防衛機制は、人間が無意識に行う欲求不満の対処行動です。「倫理」の授業で聞いたことあるよ、という方も多いのではないでしょうか。

 「あの人のことは好きじゃなかったのよ…そう、好きじゃなかったのよ…」と自分に言い聞かせふさぎ込んでしまうのが抑圧、「あぁ、良かった!あの大学受からなくて!悪評が酷いもんね!」と言い訳をしてしまうのが合理化… といった具合に、無意識に健全とは言い難い行動を起こしてしまうのが防衛機制です。

 以上の2つは、コーピングとしてはあまりおすすめできない対処法です。では、どう欲求不満を対処すべきなのでしょう?それが、3つめの合理的解決です。

●合理的解決

 合理的解決は、自身の欲求不満を意識的に解決するため、健全な行動を起こすことを指します。

 好きな人がいるのであれば「振り向いてもらえるよう努力をする」とか、大学に合格できないのであれば「勉強量を増やし」たり、「2か年計画に修正し」たりする、といった具合です。

 コーピング系の質問も合理的解決ができていると好ましく、だからこそ、人とかかわり積極的社交的趣味休日を過ごしストレスを上手く解消できているのがベターな回答なわけです。

 では、今日はここまで! お疲れさまでした!

おかまる

おかまる受験コンサルティング株式会社 代表|33歳|医学部受験予備校 面接・小論文講師|茨城県出身|小論文検定1級|1級FP技能士|偏差値38→72(慶應・筑波合格)▶慶應義塾大学SFC▶最大手生命保険会社▶予備校で3年連続関東圏No.1評価|大学で研究した 脳科学に基づく“わかりやすい話し方、文書・資料の作り方”を売りにし、講師歴や実績を10年以上重ねる。講義のモットーは「楽しく、わかりやすく!」。趣味は3歳の娘とプリキュアごっこすること。

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