【結論】公式発表を待とう!

What’s 芦田愛菜?
芦田愛菜さんは皆さんご存じですよね。そう、それこそ私の説明がいらないほどに(あ
2004年の6月23日生まれで、兵庫県出身、女優としてCMやバラエティ番組に出演するだけでなく、声優業や歌手業も手掛けるなど、メディアで幅広い活躍をしているかわいい女の子です。
代表作品は『マルモのおきて』『怪盗グルーシリーズ』『はなちゃんのみそ汁』など、挙げだせばキリがないほどですが、医学部受験生の中でも『半分の月がのぼる空』を観て「医師になりたい!」と考えるようになった生徒は多いのではないでしょうか。(ちょっとマニアックですか? シーン少ないですしね笑
▼医学部受験生は観といた方がいいぞ▼

この作品はほんと泣けるし、命について考えさせられましたね…
Newsの概要 ※非公式です(眉唾)※
芦田愛菜さんは中学校入学前から学業に力をいれ進め、高校では難関校と名高い慶應義塾女子高校に通っていたそうです。

私も慶應出身なので、慶應女子校の生徒と交流したことはありますが、皆べらぼうに頭良かったことを覚えてますよ…えぇ…
そして2022年5月11日、同学年でも5人しか進学できない(?!)という、慶應義塾大学医学部への内部推薦に合格したという情報が取り上げられました。
▼詳細はコチラ(他サイト)▼

『日刊大衆』なので、信憑性は△ですが…
この衝撃のニュースを聞いて、twitter(ツイッター)界隈では…

決めた!今年慶應医受ける

国立受けるの辞めて慶医に行く。俄然やる気出てきたw
といった書き込みがあり、なんとも言えないお祭りムードとなっています。一方で…

慶應女子の学部決定は、3年の成績も加味されて毎年2月に行われるみたい。この情報はガセ。
といった、Newsについて懐疑的な見解を持っている人も一定数いるのも事実です。
【医学部受験の闇】医系専門予備校講師が思うこと
芦田愛菜さんの慶應医学部合格は事実? ガセ?
医系専門予備校で面接講師をしているおかまるにとって、今回のNewsは事実であってもおかしくないかな、と捉えています。理由は以下の3点です。
理由①:推薦入試の場合、3年の成績は1学期で決まるから
さきほど、今回のNewsについて懐疑的な見解をもっている人の見解で…

慶應女子の学部決定は、3年の成績も加味されて毎年2月に行われるみたい。この情報はガセ。
との話もありましたが、一般的に推薦入試が行われる場合、参考となる調査書の中身は3年1学期までの成績で決まります。
そのため、この時期で推薦入試 “合格” はあり得ないものの、「芦田くん、京都大学じゃなくてウチに進学しないかい? この時期で決めてくれれば ”内定” だすよ?」くらいの話はあってもおかしいとは感じません。どーなんですかね笑
理由②:調査書の改訂・修正はあり得るから
まず、以下は芦田愛菜さんおよび慶應女子高等学校を否定する内容でなく、世間一般の情報であることはことわっておきます。
面接講師をしていると、医学部受験にまつわる情報を多く収集することができます。その中で衝撃だったのが、「調査書の改訂・修正」はなされているという事実があります。
『調査書』ってご存じですかね? 大学受験をする際に提出することになる、高校3年間の成績・態度証明書のことです。小学校・中学校でいうところの『通知書』みたいなもんです。あれは本来、学校が公正・公平に執筆するものであって、生徒側が改訂・修正することはおろか、厳封してあって中身をみることすらできない神聖なものなんです。
そう、本当は。
でも、実際は…

よーし、推薦入試受ける人きいてくれ!『調査書』に書く内容を前もって配っておくから、書かれちゃマズいこと、書いてほしいことあったらじゃんじゃん先生に言ってくれ!改訂・修正しておくからな!

よっしゃ、『調査書』の中身みていいの? じゃあ先生、〇〇と△△は消しておいてください!あ、あと✕✕について書きくわえてもらっていいっすか!
なんてことがまかりとおっていますし、酷いときには…

先生… どうしても評定が0.2足らなくて推薦申し込めないんすよ… どうにか「体育」と「美術」の評定上げてもらえないっすか…?

うーん… 仕方ないな… 今回だけだぞ…
なーんてことが横行しています!
これは公平・公正な医学部入試を望むおかまるにとっては、断固認めがたい事実です。
だからこそ、

3年生の成績いかんによっては、推薦することもできないのでは? だからこの時期に”内定”なんてあるか、普通?
といった意見は通らず、『調査書』の中身なんてそれほどの価値しかない、ただの紙っぺらなんです。

キチンと『調査書』を精査している学校がほとんどなので、こういう不正を認める学校がなくなると良いですね。
理由③:芦田愛菜さんに受かっててほしいから
芦田愛菜さん、かわいいですものね。受かっててほしいなっていう願望です(え 。それに加え、能力(コンピテンシー)の高い人に医師となってほしいという、面接講師としての願望もあります。
▼コンピテンシーの詳細はコチラ▼
医師として何年も働いてきた人にとって、医学部受験生はヒヨッコであって、入学時点で医学的知識等に関してなんの期待もしていないのが現実です。
だからこそ、医学部の面接官は「医学的知識がある人」を求めているのではなく、「これから数年後に、医学会へ貢献してくれそうな人」を求めているわけです。
どうでしょう? 皆さんが医学部面接で面接官を任されたとしたら…
女優業として才能を発揮し、多くの困難を独自のコンピテンシーで乗り越え、あまつさえ学業についてもたゆまぬ努力を継続してきた芦田愛菜さんと…
勉強ばかりを頑張って、人間関係・部活動・チャレンジすることをすべて捨ててきた受験生…
どちらの方が医学会に貢献してくれ、採用したいと感じますか? 人それぞれでしょうが、少なくとも通常の面接官であれば前者を採用するでしょう。
だからこそ、芦田愛菜さんには受かっていてほしい、そんな願望も込めています(え。
慶應医学部に合格するってすごいことなん?

これはほんっっっとうにすごいことですよ…
ってのが正直な感想です。野球で例えると、投手としても野手としても一流クラスの大谷翔平くらいすごい、いやそれ以上かも。芦田愛菜さんは女優として一流なのは自明ですが、
なぜなら、慶應医学部の難易度はべらぼー----うに高いからです。
私立医学部というと、以下の大学が難関校として有名どころでしょうか。
慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学・順天堂大学
「慶應義塾大学」「東京慈恵会医科大学」「日本医科大学」の3校を、医学部受験界隈では御三家と呼んでおり、そこに「順天堂大学」が加わってトップ4としてくくられることも多いです。
…と、ここまでは世間一般的な情報ですが、その実、この中でも慶應医学部だけは段違いの入試難易度を誇っています。東京大学の理三(医学部)が、日本の大学・学部で最も偏差値が高いことは知られていますが、そこと肩を並べるほどです。それ以外の大学であれば、「w合格をしたら慶應医学部に行く」といわれても驚きません。

ブランドが最強なのよね…!
毎年、優秀な学生を医系専門予備校で何人もみてきていますが、慶應医学部の1次試験に受かる人はほんの一握りです。ごくわずか。ほぼいないくらいです。おかまるも慶應医学部の2次試験対策講座を用意しているのに、受講してくれる生徒がごくわずか。悲しい。
東京慈恵医科大学・防衛医科大学に正規合格するような生徒であっても…

いや、手も足も出ませんでした…
なーんて、嘆くくらいです!(まじか
慶應医学部受かるのは、本当に(ホントに!)すごいことなんです。
▼参考までに医学部の偏差値ランク(他サイト)▼
最後に
もとより、SNS上では「京都大学を志望している」との話もまことしやかにささやかれています。
ほかにも、「芦田愛菜さんは文系では?」との話もあり、芦田愛菜さんに対する期待は幾方面にものしかかっています。
どうであれ、芦田愛菜さんにとって大学受験が満足のいくものになってほしいですね。
では、今日はここまで! お疲れさまでした!
